灯油
- 質問灯油を長期保存した場合、使用しても大丈夫ですか?
- 回答灯油は、ストーブのタンクあるいはポリ容器などで長期間保存しますと(例えばシーズンを超えての保存)、灯油の酸化劣化やポリ容器に含まれる可塑剤の溶出で変質灯油となり、保存方法によっては灯油容器に水がたまることもございます。そして、これらの変質灯油、あるいは水が燃焼機器に入り込むと、燃焼不良や着火不良などのトラブルが発生することがございますので、家庭用の灯油は、シーズン中に使い切るよう計画的な買い方・使い方をお勧めします。
- 質問古くなった灯油の処理はどうすればいいのですか?
- 回答灯油を捨てる場合は、廃油処理が可能な最寄りのサービスステーション等での処分が必要になります。古くなった灯油の廃棄につきましては、フルサービスのサービスステーションに処分をご依頼ください。(地域により事情が異なりますので、ご利用いただいているお近くのサービスステーションへお問い合わせください。)
- 質問灯油をストーブで燃やす時の注意事項を教えてください。
- 回答(1)灯油を灯火用及び暖房用及び厨房用の燃料タンクへ注油するときは、缶の上部,注ぎ口付近,漏斗及びポンプを洗浄すること。
(2)安全確保のため、灯油を燃料タンクに注油するときは、灯油であることを確認するとともに、絶対に火気を近づけないこと。
(3)貯蔵中の缶には、必ずふたをすること。また、直射日光を避け、水分の混入を避けて保管すること。
- 質問灯油をこぼしたときの処理方法を教えてください。
- 回答灯油のこぼれた量によりますが、少量であれば、時間の経過とともに臭いは無くなりますので、ご安心ください。一方、大量にこぼされた場合は、清掃の専門業者にご依頼されることをお奨めします。
なお、後者の場合、お近くのクリーニング業者へお問い合わせいただければと存じます。
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- 質問ガソリン・軽油の保存方法について教えてください。
- 回答一般に自動車ガソリンを含む燃料油は、長期保存によって徐々に酸化劣化が進みます。また、ガソリンの場合はそれに加えて、軽質分の蒸発揮散も考えられます。しかし、適切な保存条件を守れば劣化、蒸発の進行を少なくし、ある程度の保存には耐えられます。携行缶における適切な保存条件は次の3点です。
(1)十分な密栓状態にある
(2)高温にさらさない
(3)保存期間が長すぎない
また、適切な保存条件であっても、ガソリンにガソリン以外のものが混入した場合には、劣化を助長することもあり得ます。新缶の場合、缶内部に防錆油等が塗布されていないか、古缶の場合はガソリンを入れる前に何に使用していたのか等を考慮する必要があります。軽油は夏場、冬場等のシーズン、供給地域によって低温流動性の異なる軽油を供給しますので、長期保存は避け購入後速やかに使用してください。また、保存時の容器は消防法に適合した専用缶をお使いください。
- 質問ガソリン・軽油・灯油の見分け方を教えてください。
- 回答ガソリン・灯油・軽油の簡単な見分けかたは色および臭いです。ガソリンはオレンジ色、灯油は無色透明、軽油は薄黄色で見分けることができると考えられます。臭いについても、それぞれ特有の臭いを持っておりますので、見分けることが出来ると考えられます。
- 質問ガソリン車・ディーゼル車に、ガソリン・軽油・灯油を間違って入れたらどうなりますか?
- 回答ガソリン車はガソリン、ディーゼル車は軽油が使用されることを前提に設計されています。指定されたものと違う燃料の使用は、エンジンの不具合・損傷の原因となり危険ですので、指定された燃料をご使用ください。
- 質問ガソリン・軽油・灯油が体にかかった場合の応急処置を教えてください。
- 回答
目に入った場合 洗浄水で最低15分眼を洗浄したのち、医師の手当てを受けてください。 皮膚に付着した場合 水と石鹸で付着した部分を洗ってください。 吸入した場合 - 新鮮な空気の場所に移す。体を毛布で覆い、保温して安静を保ち、直ちに医師の手当てを受けてください。
- 呼吸が止まった場合及び呼吸が弱い場合は、衣類をゆるめ、呼吸気道を確保した上で、人工呼吸を実施してください。
飲み込んだ場合 無理に吐かせないで、医師の手当を受けてください。口の中が汚染されている場合は、水で十分洗ってください。
- 質問燃料油の価格を教えてください。
- 回答お客様が利用されているサービスステーションは、弊社とは異なる販売会社(特約店・販売店)によって運営されています。サービスステーションでの小売価格は、販売会社が経営理念、地域状況を踏まえ、各々が独自に決めており、全国一律ではございません。また、石油元売会社が販売会社に対してサービスステーションの小売価格を指示・指導することは、独占禁止法違反(再販価格の指示に該当)となり、法律で禁止されております。