クルマが走るとき、エンジン内部は高熱を発しながら激しく往復・回転運動を繰り返しています。摩擦熱や燃焼発熱そして衝撃荷重によって、もしオイルが少なかったり、劣化していたらエンジンは、たちまち焼きついてしまいます。
エンジンを守りエンジンの能力を100%引き出す大切な働きをしているそれがガソリンエンジンオイルです。
金属どうしが触れ合う隙間、例えばシリンダーとピストン、軸受のベアリング、動弁などに入り込んで油膜をつくり、摩擦を減らしエンジンを滑らかに動かします。
ピストンリングとシリンダーの隙間をふさぎ燃焼室からのガス漏れを防止します。
燃焼室の温度は2,000~3,000度にも達します。エンジン内の熱を吸収発散・冷却し、高温による焼き付きを防止します。
ススや燃えカス、摩耗金属粉などエンジンに悪影響をおよぼす不純物を取り除きます。
燃焼によってできた水分によるサビや腐食からエンジンをガードします。